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【豊田市】口内炎ができやすい原因|ストレス・ビタミン不足と受診目安

【豊田市】口内炎ができやすい原因|ストレス・ビタミン不足と受診目安

「口内炎ができると食事がしみてつらい」「気づくとまた同じところにできている」――そんなお悩みをお持ちではありませんか。

口内炎は、年齢を問わずどなたにでもよく起こる、とても身近な症状です。ほとんどは自然に治っていくものですが、なかには原因をきちんと取り除かないと繰り返してしまうものや、ごくまれに注意が必要なものも隠れています。

今回は、豊田市の服部矯正小児歯科の院長として日々診療する立場から、口内炎ができやすい原因と見分け方、当院での対応、そして「こんなときは受診を」という目安について、わかりやすくお伝えします。

口内炎の感じ方には個人差があります

口内炎のご相談は、お子さんからご高齢の方まで、本当にどの年齢の方からもいただきます。

興味深いのは、見た目はよく似た口内炎でも、「痛くてつらい」という方もいれば「言われるまで気づかなかった」という方もいらっしゃることです。口内炎で困るかどうかは、個人差がとても大きいというのが私の臨床的な実感です。

なかでも、いつも同じ場所に口内炎ができる方は、その場所に何らかの物理的な原因があることが多く、口内炎ができたあとも繰り返し当たってしまうため、痛みを強く訴えられる傾向があります。

口内炎のおもなタイプと見分け方

口内炎とひと口にいっても、いくつかのタイプがあります。代表的なものを順にご説明します。

① アフタ性口内炎(ストレス・疲労・ビタミン不足など)

もっともよくみられるのが、アフタ性口内炎です。白っぽい円形のものが、頬の内側や舌、唇の裏など、口の中の柔らかいところであればどこにでもできるのが特徴です。

はっきりした原因はまだ解明されていませんが、ストレスや疲労、かたよった食事によるビタミン不足などが関係していると考えられています。お仕事や生活でお疲れがたまっているときにできやすい、と感じる方も多いのではないでしょうか。

② 物理的な刺激が原因の口内炎

詰め物や被せ物の尖った部分、欠けたむし歯、入れ歯、矯正器具などが粘膜に当たって傷つくことで起こる口内炎もあります。

このタイプは、よく見ると尖った原因や傷つけるものが見つかることが多いのですが、注意したいのは、お口を開けて覗いたときの粘膜の位置と、お口を閉じて普段過ごしているときの粘膜の位置が異なることです。そのため、原因となる歯と口内炎の場所が一見離れていて、関係なさそうに見えることもあります。「いつも同じところにできる」という場合は、このタイプである可能性が高いといえます。

③ ウイルス性の口内炎

ウイルスが原因の口内炎は、一つだけでなく複数でき、お口の中全体に広がることがあります。手足口病のように、お口以外の部位に特徴的な症状が出ていれば見分けやすいのですが、お口の中の症状が最初に現れる場合は判断が難しいこともあります。そのため、体調などをくわしくお聞きし、総合的に判断していきます。

ご自身でできるセルフチェック

次のような点が、タイプを見当づける目安になります。あくまで目安であり、最終的な判断には歯科医院での診察が必要です。

  • 柔らかい粘膜に白っぽい円形のものが単発でできる → アフタ性のことが多い
  • いつも同じ場所にできる、できたあとも何かが当たって痛む → 物理的な刺激が原因かもしれません
  • 一度に複数でき、口の中全体に広がる、発熱などの体調不良をともなう → ウイルス性の可能性
  • 1か月たっても治らない、だんだん大きくなる、しこりがある → 早めの受診をおすすめします

当院での対応について

口内炎は、原因(タイプ)によって対応が変わります。

アフタ性口内炎の場合

アフタ性の口内炎は、基本的に日にちがたてば治っていきます。そのため、症状が強くなければ、歯みがきなどでお口の中を清潔に保っていただくようご指導したうえで、経過をみていくことが多いです。場合によっては、清潔に保ちやすいよう含嗽剤(がんそうざい=うがい薬)を処方することもあります。

痛みが強い場合には、軟膏(塗り薬)を処方して、早く治るようサポートします。また、ストレスや疲労、ビタミン不足が関係していると考えられるため、必要に応じて生活面のアドバイスもおこないます。

物理的な刺激が原因の場合

このタイプでもっとも大切なのは、原因そのものを取り除くこと(原因療法)です。歯に尖った部分があれば丸めたり、むし歯で欠けて当たっている場合はむし歯の治療をおこなったりして、粘膜を傷つける原因を取り除きます。

傷ついている状態そのものは、様子をみれば治ってくることが多いのですが、原因が残っているとまた再発してしまいます。「いつも同じところにできる」という方は、自己判断で市販薬を使い続けるよりも、一度歯科医師にご相談いただくことをおすすめします。原因の除去は、歯科だからこそできる対応です。

なお、口内炎とは少し異なりますが、尖った歯などで慢性的に舌が傷つく状況が続くと、それががん発生の原因になるという報告もありますので、注意が必要です。

なかなか治らない口内炎は、念のため受診を

ここはぜひ知っておいていただきたい大切なポイントです。

実は、初期の口腔がんは、見た目が口内炎とよく似ていて区別がつかないことが多く、私たち歯科医師でも見た目だけでは判断がつかない場合があります。

そこで、かかりつけの歯科では、まず「短い期間で治るかどうか」を一つの目安にしています。通常の口内炎は、原因が取り除ければ1〜2週間ほどで自然に治ることがほとんどです。逆に、1か月たっても同じところの口内炎が治らない場合は、がんなどの可能性も考えられます。

当院ではまず経過をみさせていただき、治りが認められない場合には、専門の口腔外科へご紹介してくわしく調べてもらいます。また、「だんだん大きくなる」「しこりがある」といった所見がある場合にも、口腔外科へご紹介することがあります。

気になる症状があるときは、自己判断で様子をみすぎず、お早めにご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 口内炎は自然に治りますか?

A. アフタ性の口内炎であれば、多くは1〜2週間ほどで自然に治っていきます。痛みが強い場合や食事に支障がある場合は、塗り薬などで早く治るようサポートできますので、ご相談ください。

Q2. 市販薬を使ってもよいですか?

A. 市販のステロイド軟膏は治りを早める効果がありますが、免疫を抑えるお薬のため、ウイルス性や細菌性の口内炎では逆に悪化させてしまうことがあります。使用にあたっては注意が必要で、判断に迷うときは歯科医師にご相談ください。

Q3. 繰り返しできる、なかなか治らないときはどうすれば?

A. 時々できて場所もいろいろであれば、あまり心配のいらないことが多いです。一方で、いつも同じ場所にできる、1か月たっても治らないという場合は、何らかの原因があることが多いため、精査をおすすめします。心配なときは、歯科医師・口腔外科・耳鼻科などにご相談ください。

Q4. 口内炎が繰り返すのは栄養不足のせいですか?

A. 原因ははっきり解明されていませんが、ストレスや疲労に加え、ビタミン不足も一因と考えられています。繰り返す場合や栄養不足が疑われる場合には、生活面のアドバイスや、必要に応じてビタミン剤の処方を検討することもあります。

口腔粘膜にできる病気については、公益社団法人 日本口腔外科学会の「口腔粘膜疾患」の解説ページでも、一般の方向けにくわしく紹介されています。

子育て世代の方も安心して通院いただけます

当院は「服部矯正小児歯科」という名称ですが、大人の方の診療にも力を入れています。

子育て中の保護者の方も通いやすいよう、平日9時〜16時はお子さんの見守りをおこなっています。保護者の方の診療中は、小児歯科での対応経験豊富なスタッフが、お子さんをマンツーマンで見守ります。

「子どもがいて、自分の通院はずっと後回しになっていた」という方も、どうぞ安心してご相談ください。もちろん、大人の方おひとりでの通院も歓迎しております。

豊田市で口内炎にお悩みの方へ

口内炎は特別な病気ではなく、どなたにでもよく起こるありふれた症状です。多くは自然に治り、心配のいらないことがほとんどです。ただ、いつも同じ場所にできる、なかなか治らないといった場合には、その背景に取り除くべき原因が隠れていることがあります。

「たかが口内炎」と思って我慢されている方も多いのですが、繰り返す口内炎は、お口の状態を見直すよい機会でもあります。豊田市の服部矯正小児歯科では、口内炎の原因をしっかり見極めたうえで、一人ひとりに合った対応をご提案します。気になる症状があるときは、どうぞお気軽にご相談ください。

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監修歯科医師 服部 豪之
監修歯科医師 服部 豪之

服部矯正小児歯科 院長
歯学博士 / 日本小児歯科学会会員 / 日本矯正歯科学会会員 / 日本歯科補綴学会会員 / 日本顎関節学会会員 / 日本ヘルスケア歯科学会会員 / 日本歯科医師会会員 /   日本口腔育成学会会員 / 愛知学院大学 招へい教員(助教)