むし歯がたくさんあり治療が必要だったお子さんが来院されました。
小さいお子さんの場合は、抑制で治療を行うことが必要なこともあります。
しかし、抑制が続けば歯医者が嫌いになり、治療中も泣き叫ぶような状態が続きます。
子どもが泣くことを間近で見るお母さんも、連れてくることに疲れてしまっていました。こういう場合「うちでは診れません」と断ってしまう歯科もありますが、そうはせずにお子さんとお母さんに向き合い、根気よくトレーニングを重ねました。
その結果、歯医者嫌いだったお子さんが今では泣かずに通ってくれるようになりました。診療中にこちらが手を抑えなくても、お子さんが診療を受けられるようになり、お母さんもとても喜んでもらえました。
やってよかった、向き合ってよかったと思いました。