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赤ちゃんの歯医者さんデビューはいつから?

「赤ちゃんを歯医者さんに通わせ始める時期やタイミングはいつぐらいだろう」と悩まれるパパやママは多いのではないでしょうか?

今回は、いつ頃から歯医者さんデビューしたらよいのかについてご紹介します。

 

<歯医者さんデビューは歯が生えるころから>

個人差はありますが生後6カ月から9カ月くらいで下の前歯が生えてくるので、この時期が「歯医者さんデビュー」の目安になります。

お口に問題がなくても、むし歯予防のために今できること、将来の歯並びのために今できること、問題ができてから対応するのでは遅いと思います。服部矯正小児歯科では、赤ちゃんの時からのむし歯の予防や良い歯並びのための生活指導など健康なお口のための準備ができます。

特に口内環境に問題がない場合でも、3~4カ月から半年に1回のペースを目安に定期的に受診しましょう。

0歳の時点で口内環境に問題があるお子さんはまれですが、歯が生え始めたらすぐ歯医者さんデビューするとメリットがたくさんあります。

  1. パパやママがむし歯予防の正しい知識を学べる
  2. 自宅でのケアが適切かどうかを確認できる
  3. 離乳食の食べさせ方などのアドバイスをもらえる
  4. 早い時期から口の中を触れられることに慣れる
  5. 歯医者さん嫌いになりにくい
  6. 上下の歯が生えそろってくると、早い段階でかみ合わせが正しいかどうかも確認できる

このような点からも0歳からの歯科健診をおすすめします。

 

<歯医者さんデビューの注意点>

赤ちゃんの機嫌の良い時間帯に合わせて予約をとりましょう。

赤ちゃんは月齢によってお昼寝の時間やミルク、離乳食のタイミングが違います。この時間なら機嫌よく起きているという時間に合わせて予約をとってください。

どんなに機嫌がよくても、赤ちゃんはパパやママから離れて仰向けで診療台に寝転ぶだけで「怖い」と感じて当たり前です。じっとしていられないのも当たり前です。当院のような小児歯科であれば赤ちゃんの対応にも慣れていますし、健診や簡単なケアであれば短時間で終わります。「泣いたらかわいそう」と思われるかもしれませんが、むし歯になって痛い治療をしなくてもいいように、早めの歯医者さんデビューをおすすめします。

また、あまり言われることが少ないかと思いますが、私が思うのは、連れてきていただくパパママの心持ちがとても大切だと思います。泣いてしまわないかな?上手にできるかな?など初めての歯科受診はパパママもとっても心配ですが、そんな気持ちで歯医者さんに連れていくと、お子さんたちは敏感にパパママの気持ちを感じ取ります。パパママの不安を感じ取って、子どもたちも不安な気持ちがいっぱいになってしまいます。せめて子どもの前だけでも、楽しいところに行くぞ!という気持ちで連れてきてください。初めは泣いてしまうのが当然です。当院ではそんな子どもがたくさん来てくれています。そんな子でも定期的に通院していただくことで“昔は大泣きだったのに”といい思い出として振り返ることができるようになります。その際はパパママと一緒に子育ての思い出を共有できるのが私の小児歯科医としてのひそかな幸せでもあります。服部矯正小児歯科ではどんな子でも対応できます。子育ての心配はいつも付きまとうものです。お口のことだけでもパパママの心配が少なくなるように頑張っております。

10カ月になった娘の写真です。ちょうど下の前歯が2本だけ生えています。初めての肩車で得意げのこの表情!!たまらないですね(親ばかです)。

この頃までには一度見せていただけるといいかなと思います。