「最近、歯が長くなった気がする」「冷たいものがしみる」「歯ぐきが下がってきたかも」そんな症状がある方は、歯ぐきが下がっているサインかもしれません。
歯ぐきが下がる、とは
歯ぐきの厚みが減り、歯の根元が見えてくる状態を指します。
●歯が長く見える
●冷たいものがしみる
といった症状が現れ、歯周病のリスクが高くなります。
ご高齢の方では、歯の根元がむし歯になりやすくなるおそれもあります。症状を放置すると歯周病が進行し、最終的に歯が抜けてしまう可能性もあります。
歯ぐきが下がる原因
当院でよく見られる主な原因は次の3つです。
1.歯周病
最もよく見られる原因です。歯ぐきと歯の間の隙間（歯周ポケット）で炎症が起きると溝が深くなり、歯を支えている骨が溶けてしまうことで歯ぐきが下がります。
2. 歯みがきの力が強すぎる
歯のケアを真面目にされている方ほど、力が入りすぎてしまいがちです。歯ブラシの圧が強すぎると、歯ぐきがやせてしまうことがあります。
3. 食いしばり・歯ぎしり
日常的に歯に強い力がかかり続けると、歯ぐきがじわじわと下がりやすくなります。
当院の「歯ぐき下がり」へのケア
まずはお口全体を丁寧にチェックし、原因を突き止めます。
歯周病が原因の場合
●歯周ポケットの検査
●歯みがきの指導（TBI）
●歯石取り（スケーリング）
●必要に応じて、ポケット内部の歯石除去（SRP）
これらで歯周病の進行を抑えます。
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歯みがきの力や食いしばりが原因の場合
●実際の歯ブラシを使った磨き方の見直し
（握り方・当て方・力加減を体感しながら練習します）
●歯への負担が大きい方には、ナイトガード（マウスピース）をご提案
当院は子育て世代、ご高齢の方も通院しやすいクリニックです
当院は「服部矯正小児歯科」という名前のため、矯正歯科・小児歯科のイメージが強いかもしれませんが、大人の診療にも力を入れています。
特に、小さなお子さんと一緒でも安心してご来院いただけるよう、以下のような取り組みを行っています。
平日9時～16時はスタッフがお子さんを見守ります
保護者の方の診察中に、小児歯科ならではの経験を持つスタッフがお子さんをマンツーマンで見守ります。スタッフがお子さんを抱っこしたり、一緒に遊んだりしながらサポートいたします。
お子さんの様子に合わせて診療時間の調整が可能です
お子さんの機嫌が優れない日は診療時間を短くするなど、柔軟に調整、対応しています。
この取り組みに対しては、地域の方から「子どもと少し離れて、久しぶりにゆっくりできた！」というお声もいただいています。もちろん、大人の方のみで通院いただくことも可能です。
歯ぐき下がりが気になったらお気軽にご相談ください
年齢とともに歯ぐきが下がるのは自然なことですが、適切なセルフケアと歯科での治療を続けることで、健康な歯ぐきを維持することは十分に可能です。小さな違和感を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
当院では、患者さん一人ひとりのお悩みや原因にあった、対策や治療をご提案いたします。